どんな会社?!
近年、クライアントからの要望が年々厳しくなっている環境対策。大実製作所ではISOの基準に則り社内規定を策定し、厳格に運用しています。
●ISO9001/14001
●輸出時に必要なRoHs指令対応
●資源の有効活用に関する取組み
についてご案内いたします。
ISO14001取得に向けて2年間くらい準備を進めてきた時のこと、「なぜ、こんなことをしなくちゃいけないんだ?」って意見もあって反対派もあったのも事実です。
でも、その取組みを始めて、実際に監査に合格してからは、反対意見が聞こえなくなってきたんです。ビジネス拡大のためには避けて通れない、むしろ必要なこと、という風に皆が認識してくれたのではないでしょうか。ISOへの取組みによって、逆に皆が同じ方向を向くようになってきた様に感じます。
以前の大実は職人集団であったがゆえ、ある意味、社員一人一人の個人商店の集合体で、納期や在庫管理も個人の裁量に委ねられていた部分も大きかったのかもしれません。
しかし、ISOを取得してからは、個人で管理していたものを顕在化かつ透明化して、組織で共有するようになりました。個人で解決するのではなく、組織で解決してゆこうという意識が芽生え始めたのが、凄く嬉しいですね。
有機溶剤使わないのはもはや常識で、アルコール、シンナーは使わず、それに代わる非有機溶剤を使っています。メーカーもどんどん開発してますからね。
製品自体には有機溶剤は使わないよう管理しても、最後の梱包段階でアルコールで拭いてしまってRoHSに引っかかってしまった…なんて笑い話も今はもう昔です。
大実製作所ではRoHs指令に基づいてしっかりと対応しています。
ご存知の通り、材料には購入単位があって、定尺のサイズが予め決められています。でも、ひとつの仕事だけでは、そのサイズ全てを使い切らない時もあるのが現実です。
こうした材料はスグに廃棄するのではなく、大実製作所では他の小ロットの仕事に流用できるようにしっかりと管理しています。そのうえでどうしても機械で加工できなくなる大きさになった時点で初めて破砕してリサイクルしています。
でも……
大実が考える一番の有効活用というのは「不良を出さないコト」
これこそが環境対策への近道だと考えています。それだけ材料を使わなくて済みますから良い製品を作ることが大切になります。そのためには総合的な技術力が必要となってくるのです。
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