生産体制
複合機のことをCNCと呼んでいますが、NC(数値制御)の機能に加えて、斜め方向からの加工が出来るなど、マルチタスクをこなせる万能工作機です
この工作機械の特徴は、工具の本数が40本以上、マシニングの様な平面の加工もできる機械なので、複雑な形状と工具を多く使う加工に向いています。時間に余裕があれば、何度も工具を取り換えることで、全ての仕事を1台で完結させることができるのも特徴のひとつです。もちろん、プログラム対応ですので「量産向き」とも言えます。
最近は、お客様からの要望も多岐にわたり、一つの部品に様々な機能や付加価値を持たせているものが多いため、今の時代にCNC複合機はなくてはならない工作機械です。
色々と教えてください。
CNC複合機以外の機械の場合、その機械を使う前に「前加工」があったり、また、マシニングセンタなどの機械と組み合わせた加工があったりと、ひとつの部品を作るために色々な機械や担当者が携わっています。
しかし、CNC複合機は1台で全てを完結させる仕事が多いのが特徴ですから、加工の順番や納期短縮は我々の腕に掛かっています。
とは言え、旋盤ですので、回転している材料に対して刃を当てて削る機械です。つまり、材料が半分宙に浮いている状態のものを削るところが難しくもありポイントでもあります。大実では重要なポジションであることに間違いありませんので、責任重大ですね。
Interview from Tanabe
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